‡私立王城学園‡
リクに助けて光線を目から出すも、爽やかな笑みで無視される。


って、爽やか!!!???



黒さがない!!



ラ「リク、おまえ頭打ったか?」



リ「なんで?」



ラ「笑顔に黒さがない…」



リ「てめぇ……人が貴重な爽やか笑顔してんのにその言い草はなんだ(黒笑」



ラ「いや、その、ゴメン…」




黒い笑みを当てられオロオロする俺。




リクには勝てないな、うん。




どうやってこのオーラから逃げようか考えてたらウェイターさんが料理を運んで来てくれた。




助かった〜。



ラ「(いろんな意味で)有難うございます(ニコッ」



ウェイターさんが心底驚いた顔をした。



そしてそそくさ帰っていった。



ラ「なんだあれ」



白「ここには礼言うやつなんてそういんからな」



なんだそれ。


次世代のトップクラスに立って日本動かしてくのにたるんでんな。



雪「てか、それ全部食べんの?」




雪が呆れ顔で、テーブルに積まれたケーキの山を指差す。



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