‡私立王城学園‡
ラ「聞きはりましたぁ?奥さん。逃げるんですって」


白「聞きましたよ、奥さん。なにあのヘタレ発言」


雪「大の男が堂々と逃亡発言やで、奥さん。かっこわるいわぁ」




リ「おまえら………、よっぽどなんかされたいんだな……」



あ、奥さん会議がばれちった?



ラ「アハハ…」



リ「歯ぁ、食いしばれよ…」



リクが拳を振りかぶる。



ギャー!!!!!




?「あ!リッ君やー!!」



どっからかのんきな声がした。



リクが拳を振り上げたまま固まり、舌打ちをする。




とりあえず殴られることはなさそうだ。




そして改めて声の出所をみると敵の副総長がいらっしゃいました☆







…………………




Σはぁッ!!!!????


なんで、リクに呼び掛けてんの?




ラ「なあ、白、雪」



白雪「何〜?」



ラ「なんでリク話し掛けられてんの?」




白「ああ、あれか。リク、敵の副総長に惚れられとんねん」



雪「ところ構わずリクにアピっとんで」



白「関西弁被ってるし、やんなるわ」





……………



ラ「マジ…………?」



白雪「マジ」



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