‡私立王城学園‡
リ「ま、とにかく寮行くか。中尾には連絡しといた」



ラ「初日から早退か;」



リ「いいからいくぞ」




ラ「おう」




***



寮は俺ん家でいう職員寮だった。




ラ「やっぱそっくり。ホントに学校?」



リ「ホントに本当だ。寮長に挨拶………は、いいか」



ラ「は?なんで?」


リ「あいつは四六時中寝てる。気にすんな」



ま、リクが言うならいっか。



ラ「じゃ、部屋行こうぜ」



リ「何号室だ?」



ラ「は?」


リ「カードキーに書いてある」




カードキーを取り出してよくみると端っこに数字が書いてある。




ラ「1107…って書いてある」



リ「わーった。案内しながら説明すっわ」



リクはそう言って歩き始める。




俺も急いであとを追った。



リ「クラス分けのことは知ってるよな」


ラ「あぁ。成績順に、S・A・B・C・D・E・Fってあるんだろ」


ちゃーんと資料読みましたよ、寝る間も惜しんで(泣)




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