‡私立王城学園‡
そうこうしてるうちに林に着いた。



いつの間にか周りにいた生徒は居なくなってる。



思う存分暴れられるぜ!



リクとある程度間合いを取る。



ラリ「いざッ!」



二人同時に前に出る。


拳と蹴りの連打!



的確に急所を狙うが上手く外される。



ラ「こういうの久しぶりだな」



リ「ガキ以来だしな。」


一度体を離し木に跳び移る。


ラ「はッ」



上からリク目掛けて蹴りを仕掛ける。


それを屈むことによってかわされ、回し蹴りをかけられる。



差し出された脚に乗り顔面に拳を寸止め。



ラ「勝負あったな」


リクの脚から跳び降り一礼。



リ「また負けちまった。お前軽すぎ。」



ラ「そうか?41㌔はあるけど…」



リ「はぁ?!ってめ41って小学生かよ」



ラ「なんでそうなる」



どちらからともなく寮に向けて脚を運ぶ。



リ「41って…、ありえねぇ。」


ラ「そうかぁ?母さんもそれぐらいだぞ?」



リ「蘭さんは女だろ…」


ラ「そういうもんか?」



リ「もういい……」




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