‡私立王城学園‡
親父の企み
ジリリリリリリ!



うるせー……



ジリリリリリリリ!



ラ「うっせーんだよ!」



ドンッ

バキッ

グシャッ




ラ「朝か…」



ベッドの上で大きく伸びる。


洗面所で顔を洗い、昨日切った髪で作っておいたかつらを装着(基本的に切らない)。



適当な服に着替えコンタクトをし眼鏡をかける。



うん、カンペキVV



こっそりと部屋を出て、隣の部屋のインターホンを弄る。



そして連打!


弄ったことによって中でしか響かない。



バンッ


リ「誰だ!こんな時間に!」



リクが黒さ全開で怒鳴る。



ラ「Hello〜」


リ「ラキ…?何考えてんだ?今4時だぞ?!」



ラ「だって今から用事あるし。俺だけ起きたくないじゃん」



旅は道連れ世は情けだぜ!



リ「それだけの理由で起こすな!」



リクは肩を怒らせて部屋に帰った。




ラ「ちぇ」



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