‡私立王城学園‡
仕方ないか〜。




王子にみつかるよりまし。




***



てなわけで、門の前にいるのはオタクなかっこをした俺。



まぁもういいけど。



つか、門どうすんだ?




お、インターホン発見!




ピンポーン




あっ、普通だ。



『ラキちゃーん!』



げ。



親父かよ。



ラ「俺じゃなかったらどうすんだよ…」



キ『今あけるねぇ』




ぎぎーィと門が開く。



おおー。




キ『じゃあ、リク君迎えにいかせたから。後でね〜♪』




ラ「は!?ちょ、親父どういう『ぷちっとな』




くそ、口でいってきりやがった。



あっ、リクっていうのは本名が結城リク(ユウキリク)で通り名が黒王子……。



つまりあの、腹黒様ですよ。




俺どうしよう。(泣)




< 9 / 98 >

この作品をシェア

pagetop