セックスレスハニー
『 永瀬くんってゴルフ上手いの?』
夜、練習行くって言ってたし。
『趣味でやってるんすよ 昔から父親がゴルフは覚えとけって言ってたのもあって...
河野さんはゴルフしますっ?』

『した事なーい 多分ボール打てない(笑)』

そこから永瀬くんはゴルフについて熱く語ってくれて 食事の後に一緒に練習に行こうかって話になった。

『ここは わた..っ 割り勘にしましょっ♪』
『待っててください。』
永瀬くんは財布からカードを取り出し
簡単にお会計を済ませてしまった。
『ご馳走様でした』
お店の人にご馳走様を言う永瀬くん

『ぃやぁ 永瀬くん ご馳走様でした 次は!次があるなら私に払わせてねっ それにしてもほんと美味しかったぁ 幸せっ』

永瀬くんは私を見て嬉しそうに微笑む
『あっ、ゴルフバッグ取りいって 行きますかっ!?』
『うん!永瀬くんちコンシェルジュとかいるんでしょ?!』

『っあは。そんないいとこじゃないっす行ってみます?』
『...うん。とりいこっか』

永瀬くんちに向かう間、ずっと質問責めにあう私 10こも年が離れてると
会話の端々にジェネレーションギャップが
あります。それすら楽しんでる永瀬くん

永瀬くんち(らしきもの)見えてきた。
『永瀬くんちってあれでしょー??』
『そうっす もうバレてんすね!』

やっぱキレイなとこじゃん!すっごい
ロビーもキレイだし オシャレすぎる
『ここで待ってた方がいいのかな?』
『僕のこと警戒してるなら そこで待ってますか??あはは』
『じゃ、少し中も覗いてみたいしー』
エレベーターで永瀬くんの部屋の階まで上がる 二人っきりの密室 少し緊張してしまう
ドラマとかじゃ ここでキスされたりって
シチュエーション多いよね(照)
(って何また 妄想しちゃってる!!)

エレベーターは無事永瀬くんの部屋の階で止まり エスコートしてくれる永瀬くん

『僕んちです 散らかってるけどどーぞ!』
『お、おじゃましま~す』
入った瞬間めちゃくちゃ良い匂い
間接照明多くて 薄暗くて 大人な雰囲気
『僕んち暗くてすみません 明るいのあんま好きじゃなくて...いい雰囲気狙ってるとかじゃないですからね(笑)』

(うわっこのソファーふかふか)
座って待っててと言われたので 遠慮なく
座って部屋をまじまじと眺める私。
好きな漫画があるのに気づく
『永瀬くんもこれ 好きなの?私も好きー』
『だいぶ整理してますけど 俺すっげー漫画すきですよ♪』

『わぁ、これ最新刊じゃん 読んでていい?』
『どーぞ。じゃあコーヒー入れますよ 僕もそんな強くないのに今日は飲みすぎちゃって フラフラっす』そう言って手で顔を隠す永瀬くん 髪の毛もボサボサに乱れてて
なんだか 色っぽい (ドキドキドキドキ)
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