セックスレスハニー
何もかもが ボロボロに砕け散る
今は永瀬くんの事しか考える事ができない

『河野さん 嫌じゃない?』
『...んっ 嫌じゃない... 』

すると永瀬くんは足の上に わたしをのせて
強く抱き寄せた 私の胸に顔をうずめる
いやらしさはなくて 何だか子供みたいに。

『河野さん もっと見たいっ いい?』
『 ... 』

気付いたら OKの返事がわりに 舌を絡めてた
もう 後戻りできない 永瀬くんが私のシャツのボタンを 1つずつ 外していく
わたし達の息づかいが荒くなって もう他の
音は何も聞こえてこなかった

優しく撫でながら 唇を近づける
焦らしながら 優しく 舐められて
思わず 声を出してしまう それに反応する
永瀬くん 何ていやらしい顔つき

『河野さんっ 好き』
『んっ...あたしもっ 好きっ』

そしてそのまま ソファーで 最後まで
事を済ませてしまった 3年ぶりのHで
2回も絶頂を味わえた自分に驚き...
私ってこんなに感じやすかったんだ?
正直、旦那とのセックスでイッたことなかった それで2児のママなんだもん
私って損して生きてきたんだなぁ 世の中に
こんなに気持ちよくて 幸せなHがあること知らずに生きてた それを教えてくれた
永瀬くん ありがとう 本気になりました

重なり合ったまま少し寝ていたようだ
クーラーが寒くて 目が覚めてしまった
永瀬くんの寝顔 キレイ 私が起きたら
永瀬くんも目覚めちゃいそうで その寝顔を
まだまだ見ていたくて 暫く 横になっていた

どうしよう 私 どうしよう 私
やっちゃった後に悩んでも仕方ないっ
とりあえず 何か飲もう 起き上がると
(いたたたーっ) 久々のHで 色んな所が痛む
変なとこ 筋肉痛みたいになってるし...
自分の体が心配になる もう若くは無いよね

”永瀬くん、冷蔵庫あけるね” 寝てるけど..
なにも無いや... ミネラルウォーター貰お
今日のこと 思い出すだけで ドキドキ
興奮して 体がビクッて反応してしまう
身体の相性ってほんとにあるものなのね
まだAM 2:00か 一人で帰るには物騒だ
とりあえず シャワー浴びよう
< 13 / 28 >

この作品をシェア

pagetop