セックスレスハニー
そして今年も夏祭りがやってきた。
今年は暑いからとバテ気味なウチのお父さんを気遣い お母さんもお留守番だって
甚平と浴衣に着替えた子供と私 いざ出陣。
香ばしい焼き鳥の匂い 甘い綿あめの香り
子供にはりんご飴とかき氷を買ってあげた
私は焼き鳥と ビール、これに限ります。
たまーに知り合いにあってニコニコお喋り
早く花火大会始まってくれないかなぁ
早く終わって帰りたいよ...
(んんっ?あれって...永瀬くん?)
ご当地グルメの屋台に 永瀬くんがいる
誰と来たんだろう?ちゃんとお友達いたんだぁ(笑)友達どこだろう...
私は ハッ とした 永瀬くん女の子といる?
あれは確かに永瀬くんだ 隣にいるのは
知り合い?それともたまたま 横に並んでるだけの 赤の他人?
人妻のくせに ズキズキと胸が痛くなる自分に嫌気がさす 彼女でもないし ヤキモチやく資格すらないのに...この切ない感じ懐かしい
恋ってこんなに苦しかったんだ
『ママぁ どうしたの?行こっ』
『っああ、うん 次どこ行く~?』
私の浴衣の袖をぐいぐい引っ張る子供達
人混みをすり抜けていく 待ってよ!
このまま行っちゃうと永瀬くんの所だよ
気付かれるかもしれないっ どうしよう
『待って もっとゆっくり行こっ すとっぷ』
私が急に止まると 娘がつまずいてしまい
りんご飴が 飛んだ。ふわっと 低空飛行。
そして よりによって永瀬くんの足元に転がった すると娘は大きい声で
『あーあ りんご飴落ちちゃったぁ!』
永瀬くんが気づいてすぐこっちを向いた
私は永瀬くんにぎこちない会釈をして
手で ” 足元を見て ” の合図を送る
あ~あ! って顔をして娘の事を見て言う
『お兄ちゃんが新しいの貰ってきてあげるから 待っててね?』
娘は知らないお兄ちゃんに話しかけられて警戒した様子だったけどコクリと頷いた
すると永瀬くんは横にいた女の子に何かを言い残して りんご飴の屋台の方へ走って行った。
今年は暑いからとバテ気味なウチのお父さんを気遣い お母さんもお留守番だって
甚平と浴衣に着替えた子供と私 いざ出陣。
香ばしい焼き鳥の匂い 甘い綿あめの香り
子供にはりんご飴とかき氷を買ってあげた
私は焼き鳥と ビール、これに限ります。
たまーに知り合いにあってニコニコお喋り
早く花火大会始まってくれないかなぁ
早く終わって帰りたいよ...
(んんっ?あれって...永瀬くん?)
ご当地グルメの屋台に 永瀬くんがいる
誰と来たんだろう?ちゃんとお友達いたんだぁ(笑)友達どこだろう...
私は ハッ とした 永瀬くん女の子といる?
あれは確かに永瀬くんだ 隣にいるのは
知り合い?それともたまたま 横に並んでるだけの 赤の他人?
人妻のくせに ズキズキと胸が痛くなる自分に嫌気がさす 彼女でもないし ヤキモチやく資格すらないのに...この切ない感じ懐かしい
恋ってこんなに苦しかったんだ
『ママぁ どうしたの?行こっ』
『っああ、うん 次どこ行く~?』
私の浴衣の袖をぐいぐい引っ張る子供達
人混みをすり抜けていく 待ってよ!
このまま行っちゃうと永瀬くんの所だよ
気付かれるかもしれないっ どうしよう
『待って もっとゆっくり行こっ すとっぷ』
私が急に止まると 娘がつまずいてしまい
りんご飴が 飛んだ。ふわっと 低空飛行。
そして よりによって永瀬くんの足元に転がった すると娘は大きい声で
『あーあ りんご飴落ちちゃったぁ!』
永瀬くんが気づいてすぐこっちを向いた
私は永瀬くんにぎこちない会釈をして
手で ” 足元を見て ” の合図を送る
あ~あ! って顔をして娘の事を見て言う
『お兄ちゃんが新しいの貰ってきてあげるから 待っててね?』
娘は知らないお兄ちゃんに話しかけられて警戒した様子だったけどコクリと頷いた
すると永瀬くんは横にいた女の子に何かを言い残して りんご飴の屋台の方へ走って行った。