セックスレスハニー

『おはようございますっ！』
『あっ永瀬くんおはよ～今日も早いね』
『ハイッ。でも僕朝苦手です』

永瀬くんってもしかして夜遊びまくってるとか？まぁ若いんだしもしそうであっても別におかしくない か。。

『よる遊びすぎとかぁ？？』
『バレちゃいました？僕二日に１回ゴルフの練習行ってるんですよ』

えっ！？あ、そっち？(何かホッとした)

『女の子と遊びまくってるとか言ったらどうしようかと思ったわ！』
『遊びまくりませんて！でも昨日は珍しくデートっぽいことしてました』
『へぇ～いいなぁ。デートなんてもうずーっとした事ないなぁ...ってか！彼女いるんだ？いかにも可愛い彼女連れてそうだよね（笑）』
『彼女じゃないっすよ？』

彼女じゃない子とデート？永瀬くんの好きな子かな 恋バナはいくつになっても楽しー
『なになに？詳しくおしえなさいっ♡』
『大学ん時の後輩で...僕の事好きみたいです。会う度に告られてて意味分かりません』

それだけ永瀬くんの事が大好きなんだろうな でも片思いも楽しいんだよね。。
何ていうか、振り向かせる為に頑張れる自分がいるし 少しくらい試練があった方が楽しいもんよ(聞き手としては。)

『でも、デートとかはしちゃうんだ？』
『．．．一緒に飯食っただけです』
『それだけでバイバイしちゃったの？勿体無いっ！！』思わず声を張り上げる...
若干注目される私。
『何でもないでーーす♪ｽﾐﾏｾﾝｯ。。』
ププッと笑う永瀬くん。
『河野さん、勿体無いってどーゆー意味ですか？（笑）』

次は小声で返事をする
『年頃の男女が一緒にいるのに、あわよくばあんな事やそんな事あるのではないかと...(ﾆﾔﾆﾔ)』
『．．．』
うわぁ、私引かれちゃってる？？
永瀬くん急に黙っちゃった。。

『 河野さんおもしれーーっあはは サラッと下ネタっすか 僕そんな風に見えるんだっ..』
『違うって！ふざけただけじゃん ﾌﾌｯ』

『こういう話は勤務時間外にお願いします（笑）河野さん今度呑みいきましょーよ 先輩の奢りで（笑）』
『永瀬くんの方がきっと総資産おおいよ？』なんじゃ総資産てーー恥ずかし。

『明後日とかどうですか？休み前だし』
なに 永瀬くん私既婚者なの知ってんのかな
でも誘いにノリノリな私がいる どうしよ
永瀬くんとゆっくり話してみたいな
でも呑みに行くだけだし！職場の先輩後輩として だし！やましくない！うん。

『う～ん 考えとく～』(ドキドキｯ)
『楽しみにしてますっ！』