friend
制服から着替えるのも、勉強も、できるだけ一人ではいなかった。


30分位すると、兄が帰って来た。

兄はだらしなかった。

玄関には部活の鞄を投げ捨てており、階段の途中では靴下が片方あった。


なんじゃこりゃ。


これ、お母さん怒るじゃん

「よいしょっ」

あたしは兄の鞄と靴下を持ち、兄の部屋に向かった。

ガチャ…

「うぉっ?」

「はい、鞄と靴下。」
「ノック位しろよ〜」

知るか…

「じゃあねっ!」

バタンッ

あたしは勢い良く閉めた
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