friend
夏との思い出は夕焼けを見れば見るほどよみがえってくる。
そして
ツー
と一筋の涙が溢れる。

「…ぅう…うぁっ」

我慢しようとしても、涙は溢れ、その度に声が出る。
ちょっとした小声だが、しっかりと聞き取れる。

夏が隣にいない…
寂しくてたまらない。
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