ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
激務の仕事で疲れていた俺はリビングのソファでうたた寝していた。
誰かの気配を感じた。
足音で悠兄だって気づく。
俺は寝たふりをしては悠兄の様子を伺っていた。
悠兄はソファに腰を下ろし、俺の上にカラダを組み敷いてキスをして来た。
勘の鋭い俺は悠兄のキモチを知ってしまった・・・
信兄や虎兄のように全く女っ気のない悠兄。
ーーーー自分を慕う女生徒にも冷たかった。
教師と生徒だからだと思っていたけど。
悠兄は女性に興味がなかった。
同性にしか興味がないんだと。
それが多分俺なんだって・・・
「・・・悠兄のキモチは嬉しいけど・・・大丈夫」
「・・・そうか・・・」
悠兄は絶対に自分のキモチを俺に言わないだろう・・・
俺も訊かない振りをしている。
「・・・昨日・・・安田と・・・」
「隣の部屋だから聞こえた?」
「・・・大切にしてやれよ」
「わかってる・・・」
誰かの気配を感じた。
足音で悠兄だって気づく。
俺は寝たふりをしては悠兄の様子を伺っていた。
悠兄はソファに腰を下ろし、俺の上にカラダを組み敷いてキスをして来た。
勘の鋭い俺は悠兄のキモチを知ってしまった・・・
信兄や虎兄のように全く女っ気のない悠兄。
ーーーー自分を慕う女生徒にも冷たかった。
教師と生徒だからだと思っていたけど。
悠兄は女性に興味がなかった。
同性にしか興味がないんだと。
それが多分俺なんだって・・・
「・・・悠兄のキモチは嬉しいけど・・・大丈夫」
「・・・そうか・・・」
悠兄は絶対に自分のキモチを俺に言わないだろう・・・
俺も訊かない振りをしている。
「・・・昨日・・・安田と・・・」
「隣の部屋だから聞こえた?」
「・・・大切にしてやれよ」
「わかってる・・・」