ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
迫田さんに仕事のスケジュールを確認した。
俺は父さんにスケジュールを伝え、先方のスケジュールと照らし合い、会った。
「我が自慢の息子のコーガです」
「初めまして…『スターファイブ』のコーガです」
父さんの紹介で先方と初めて顔を合わせた。
場所は相良家よ安田家が顔合わせした『ダイヤモンドホテル銀座』のフレンチレストラン。
「テレビでの活躍は父親以上ね。コーガ君」
「いえ」
俺は謙遜して、隣に座る父さんを一瞥した。
彼女は新鋭のIT企業『グレイス』の藤咲加也子(フジサキカヤコ)社長。
年は40代後半。
元・雑誌モデルとあってスタイルの良く、肌にもツヤがあり、年齢よりも若い雰囲気を醸し出していた。
「私、貴方とは一度こうして食事がしたかったのよ」
食事だけじゃねぇだろ?
ホテルのスィートをリザーブしてひと晩過ごすつもりのクセに。
実の母親と同年齢の女が相手だなんて・・・
「何黙ってんだ?コーガ。何か話をしろ」
父さんは黙り込む俺を叱責した。
「こんな綺麗な方とこんな美味しいディナーを頂けるなんて光栄です。ありがとうございます」
「礼儀正しいコト」
俺は父さんにスケジュールを伝え、先方のスケジュールと照らし合い、会った。
「我が自慢の息子のコーガです」
「初めまして…『スターファイブ』のコーガです」
父さんの紹介で先方と初めて顔を合わせた。
場所は相良家よ安田家が顔合わせした『ダイヤモンドホテル銀座』のフレンチレストラン。
「テレビでの活躍は父親以上ね。コーガ君」
「いえ」
俺は謙遜して、隣に座る父さんを一瞥した。
彼女は新鋭のIT企業『グレイス』の藤咲加也子(フジサキカヤコ)社長。
年は40代後半。
元・雑誌モデルとあってスタイルの良く、肌にもツヤがあり、年齢よりも若い雰囲気を醸し出していた。
「私、貴方とは一度こうして食事がしたかったのよ」
食事だけじゃねぇだろ?
ホテルのスィートをリザーブしてひと晩過ごすつもりのクセに。
実の母親と同年齢の女が相手だなんて・・・
「何黙ってんだ?コーガ。何か話をしろ」
父さんは黙り込む俺を叱責した。
「こんな綺麗な方とこんな美味しいディナーを頂けるなんて光栄です。ありがとうございます」
「礼儀正しいコト」