ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
ディナーの後は父さんと先にスイートルームに入った。
「わかってるな。康秋。彼女の言う通りにするんだぞ」
「…わかってる」
ドアをノックする音。
「はいはい。今、開けます」
父さんは弾んだ声でドアを開け、藤咲社長を中に入れた。
金のある女の前では男としてのプライドなんて微塵もない。
とことん媚びて、金を搾取する。
二人は俺の目の前で抱き合い、濃密なキスを交わす。ねちゃねちゃと舌を絡める耳触りな音。
父親のラブシーンを目の当たりにした俺は吐き気がした。
「コーガ君」
藤咲社長は父さんとのキスを堪能した後、今度は俺に抱きついてきた。
キツい香水の匂い。ディナーで飲んだワインの香り。
父さんのキスを交わしたその唇で俺にキスをねだる。
俺の気乗りしない雰囲気に父さんは無言で睨み据える。
「藤咲社長の色気に完全にコーガも悩殺されているようです」
「そうなの?コーガ君。可愛いわね・・・」
藤咲社長から俺の唇にキスをして来た。
最初から口内に舌を差し入れ、激しいキスを好んだ。
「わかってるな。康秋。彼女の言う通りにするんだぞ」
「…わかってる」
ドアをノックする音。
「はいはい。今、開けます」
父さんは弾んだ声でドアを開け、藤咲社長を中に入れた。
金のある女の前では男としてのプライドなんて微塵もない。
とことん媚びて、金を搾取する。
二人は俺の目の前で抱き合い、濃密なキスを交わす。ねちゃねちゃと舌を絡める耳触りな音。
父親のラブシーンを目の当たりにした俺は吐き気がした。
「コーガ君」
藤咲社長は父さんとのキスを堪能した後、今度は俺に抱きついてきた。
キツい香水の匂い。ディナーで飲んだワインの香り。
父さんのキスを交わしたその唇で俺にキスをねだる。
俺の気乗りしない雰囲気に父さんは無言で睨み据える。
「藤咲社長の色気に完全にコーガも悩殺されているようです」
「そうなの?コーガ君。可愛いわね・・・」
藤咲社長から俺の唇にキスをして来た。
最初から口内に舌を差し入れ、激しいキスを好んだ。