ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
バイトから帰宅すると信吾さんが私の帰りを待っていてくれた。
「お帰り。香波ちゃん」
「ただいま、信兄」
信兄と康秋君は今でも険悪な状態だけど、私には優しかった。
「こんなに遅くまでアルバイト大変だね」
「いえ」
「何でアルバイトなんてするの??お小遣い足りないの?」
「いえ・・・」
「まさか・・・康秋に頼まれたの?」
「そんなワケじゃ・・・康秋君にクリスマスプレゼントあげようと思って・・・」
「クリスマスプレゼントね。康秋ならファンたちから毎年沢山のクリスマスプレゼント貰ってると思うけど。
わざわざ、香波ちゃんがバイトして用意する必要もないんじゃない?」
「それは・・・」
信兄は冷たい言葉を吐き捨てた。
「信兄・・・信兄のお友達に借りたお金は康秋君が使ったワケじゃ・・・」
「香波、それ以上言うなっ!」
「えっ?」
振り返ると康秋君の立ち尽くし、私を睨んでいた。
「お帰り。香波ちゃん」
「ただいま、信兄」
信兄と康秋君は今でも険悪な状態だけど、私には優しかった。
「こんなに遅くまでアルバイト大変だね」
「いえ」
「何でアルバイトなんてするの??お小遣い足りないの?」
「いえ・・・」
「まさか・・・康秋に頼まれたの?」
「そんなワケじゃ・・・康秋君にクリスマスプレゼントあげようと思って・・・」
「クリスマスプレゼントね。康秋ならファンたちから毎年沢山のクリスマスプレゼント貰ってると思うけど。
わざわざ、香波ちゃんがバイトして用意する必要もないんじゃない?」
「それは・・・」
信兄は冷たい言葉を吐き捨てた。
「信兄・・・信兄のお友達に借りたお金は康秋君が使ったワケじゃ・・・」
「香波、それ以上言うなっ!」
「えっ?」
振り返ると康秋君の立ち尽くし、私を睨んでいた。