ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
今夜はバイトで疲れて、早く眠りたい気分だったけど。康秋君の顔を見ると拒めなかった。
私がバスルームから出ると入れ違いに彼がバスルームに入って行く。
信吾さんと揉めて、家を出て行こうとした康秋君。
そんな彼を私は引き留め、そのまま熱で倒れてしまった彼と・・・
私は孤独な彼に寄り添う形で初めての夜を過ごした。
今夜はその二度目の夜。
仕事で多忙な彼と過ごす時間は貴重。
私は彼の見ていた台本をペラペラと捲りながら、出て来るのを待つ。
「悪いな。香波」
甘さを滲ませ、私を名前を呼ぶと唇に軽いキスを落とす。
「康秋君って、女の扱い上手いわね」
「・・・でも、俺にとって香波が初めて付き合った女だぞ」
「今まではどうしてたの?」
「・・・ビジネスとか興味本位で・・・お前だって、父さんとコト知ってるだろ?そう言うコトは訊かないで欲しい」
「ゴメン・・・」
「・・・」
康秋君は沈黙した。
「怒ってる?ゴメン…私・・・」
黙り込む彼を必死に宥めた。
「怒ってないよ。
唯俺も普通の高校生が良かった。
そうすればもっと、お前と過ごせるじゃん。放課後、デートで映画観に行ったり、ファーストフードでご飯食べたり。
テスト前は図書館で一緒に勉強とか」
「でも、このままでもいいよ。康秋君と一緒に時間過ごせるなら、わがまま言わない」
私がバスルームから出ると入れ違いに彼がバスルームに入って行く。
信吾さんと揉めて、家を出て行こうとした康秋君。
そんな彼を私は引き留め、そのまま熱で倒れてしまった彼と・・・
私は孤独な彼に寄り添う形で初めての夜を過ごした。
今夜はその二度目の夜。
仕事で多忙な彼と過ごす時間は貴重。
私は彼の見ていた台本をペラペラと捲りながら、出て来るのを待つ。
「悪いな。香波」
甘さを滲ませ、私を名前を呼ぶと唇に軽いキスを落とす。
「康秋君って、女の扱い上手いわね」
「・・・でも、俺にとって香波が初めて付き合った女だぞ」
「今まではどうしてたの?」
「・・・ビジネスとか興味本位で・・・お前だって、父さんとコト知ってるだろ?そう言うコトは訊かないで欲しい」
「ゴメン・・・」
「・・・」
康秋君は沈黙した。
「怒ってる?ゴメン…私・・・」
黙り込む彼を必死に宥めた。
「怒ってないよ。
唯俺も普通の高校生が良かった。
そうすればもっと、お前と過ごせるじゃん。放課後、デートで映画観に行ったり、ファーストフードでご飯食べたり。
テスト前は図書館で一緒に勉強とか」
「でも、このままでもいいよ。康秋君と一緒に時間過ごせるなら、わがまま言わない」