ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
《3》憧れのカレ
ー香波side-
近所のコンビニで下着を買い、パジャマは相良さんから借りた。
「この部屋は?」
「あ・・・四男・康秋の部屋だ」
そう言えば、四男だけ不在だった。
「康秋は忙しいヤツだ・・・全くと言う程、家には帰って来ないし、学校もずっと休学している」
「康秋君って私と同じ学校の生徒なんですか?」
「ああ.同じクラスでお前の隣の席だ」
「えっ!?あ・・・そうなんだ・・・」
私の隣の席はずっと空席だった。まさか、相良先生の弟の席だったとは知らなかった。
「だから、入れよ」
相良先生が合い鍵でドアを開けて、私を康秋君の部屋に招き入れてくれた。
「滅多に帰って来ないけど、勝手に使っていいんですか?」
「別に構わない」
相良先生の髪は風呂上りでサラサラしていた。
普段は後ろの撫でつけるように整髪料でセットしている髪型を見慣れているせいか、別人に思えた。
「この部屋は?」
「あ・・・四男・康秋の部屋だ」
そう言えば、四男だけ不在だった。
「康秋は忙しいヤツだ・・・全くと言う程、家には帰って来ないし、学校もずっと休学している」
「康秋君って私と同じ学校の生徒なんですか?」
「ああ.同じクラスでお前の隣の席だ」
「えっ!?あ・・・そうなんだ・・・」
私の隣の席はずっと空席だった。まさか、相良先生の弟の席だったとは知らなかった。
「だから、入れよ」
相良先生が合い鍵でドアを開けて、私を康秋君の部屋に招き入れてくれた。
「滅多に帰って来ないけど、勝手に使っていいんですか?」
「別に構わない」
相良先生の髪は風呂上りでサラサラしていた。
普段は後ろの撫でつけるように整髪料でセットしている髪型を見慣れているせいか、別人に思えた。