ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
《6》アイドルの裏側
ー香波side-
今朝の目覚めは快適だった。
やっぱり仕事が忙しいんだろう。二夜連続で帰宅するコトはなかった。
帰宅すれば、訊きたいコトはあるけど。
どうせ本気じゃない。
唯の冗談だ。
テラファンのコーガと付き合えるなんて、夢のように嬉しい。でも、彼の素顔を知った以上は付き合う気なし。ファンだって辞める覚悟でいた。
朝食の準備しようと最上階の相良家の部屋にお邪魔した。
ドアは最初から開いていた。
「ちょっと早すぎたかな?」
時刻は6時半。
土曜日だし、学校はお休み。
皆、起きてくる時間帯もゆっくりめかもしれない。
「!!?」
LDKに行くと、リビングスペースのソファでは康秋君が猫のように丸まって私服姿で眠っていた。
彼…帰って来たんだ・・・
もしかして、私がドアチェーンかけておいたから部屋の中に入れなかったとか。
悪いコトしたかな?
やっぱり仕事が忙しいんだろう。二夜連続で帰宅するコトはなかった。
帰宅すれば、訊きたいコトはあるけど。
どうせ本気じゃない。
唯の冗談だ。
テラファンのコーガと付き合えるなんて、夢のように嬉しい。でも、彼の素顔を知った以上は付き合う気なし。ファンだって辞める覚悟でいた。
朝食の準備しようと最上階の相良家の部屋にお邪魔した。
ドアは最初から開いていた。
「ちょっと早すぎたかな?」
時刻は6時半。
土曜日だし、学校はお休み。
皆、起きてくる時間帯もゆっくりめかもしれない。
「!!?」
LDKに行くと、リビングスペースのソファでは康秋君が猫のように丸まって私服姿で眠っていた。
彼…帰って来たんだ・・・
もしかして、私がドアチェーンかけておいたから部屋の中に入れなかったとか。
悪いコトしたかな?