ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
「じゃあね…みんな」
二人は喜んで、ホテルの受付でカードキーを受け取り、今夜お泊りのスイートルームに向かってしまった。
「実の母とは言え、怖いな・・・」
「完全に安田先生、母さんに骨抜きにされてる・・・」
信吾さんと虎さんは口々に漏らした。
娘としても父親の男の顔を垣間見てしまい、複雑な心境だった。
「兄貴と虎はどうするんだ?飲みに行くのか?」
「そうだな・・・悠月に3人任せていいか?」
「構わないよ。じゃここでお別れだな・・・有次、淳之介、安田帰るぞ」
「え、あ・・・うん」
「早速、香波さんは康兄の部屋に住むの?」
「えっ!?いや・・・あれは・・・」
「有次のキモチ、わからないワケじゃない。俺は母さんの結婚で2回姓を変えたからな・・・でもな・・・康秋と安田の結婚は・・・」
相良先生は私と康秋君の結婚に難色を示してる。
常識人ならこれはおかしな話だと思う。
「相良先生の言う通りです。
私もそう思います」
「でも、同じ屋根の下で年頃の赤の他人の男女が住むのもマズい・・・」
「…じゃ私はどうすればいいんですか?相良先生」
「それはわからん・・・」
二人は喜んで、ホテルの受付でカードキーを受け取り、今夜お泊りのスイートルームに向かってしまった。
「実の母とは言え、怖いな・・・」
「完全に安田先生、母さんに骨抜きにされてる・・・」
信吾さんと虎さんは口々に漏らした。
娘としても父親の男の顔を垣間見てしまい、複雑な心境だった。
「兄貴と虎はどうするんだ?飲みに行くのか?」
「そうだな・・・悠月に3人任せていいか?」
「構わないよ。じゃここでお別れだな・・・有次、淳之介、安田帰るぞ」
「え、あ・・・うん」
「早速、香波さんは康兄の部屋に住むの?」
「えっ!?いや・・・あれは・・・」
「有次のキモチ、わからないワケじゃない。俺は母さんの結婚で2回姓を変えたからな・・・でもな・・・康秋と安田の結婚は・・・」
相良先生は私と康秋君の結婚に難色を示してる。
常識人ならこれはおかしな話だと思う。
「相良先生の言う通りです。
私もそう思います」
「でも、同じ屋根の下で年頃の赤の他人の男女が住むのもマズい・・・」
「…じゃ私はどうすればいいんですか?相良先生」
「それはわからん・・・」