ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
相良先生でも分からないなんて・・・
「・・・今夜はどうする?泊まるか??」
「え、あ・・・」
この間、泊まった時の荷物は相良家に置いたまま。
お泊りグッズはあるし、泊まろうと思えば、泊まれる。
「いいんですか?」
「どうせ、部屋に帰ってもお前ひとりだろ?安田」
「はい」
「じゃ泊まればいい」
私たち4人がホテルの外に出ると客を待っていましたと言わんばかりにタクシーが1台スーッと前に停まった。
相良先生が助手席。私たちは後部座席へと乗り込んだ。
相良先生の指示で、タクシーは夜の街を走る。
時折、入って来る対向車のヘッドライトが薄暗い車内を明るくする。
「有次君は相良の苗字が気にっているんだ・・・」
「ずっと相良を名乗ってんだ。今更、他の苗字に変わるのは嫌だ」
「相良先生は2回苗字が変わったって言ったけど・・・最初はどんな苗字だったんですか?」
「最初は三石だ」
「へぇー次は?」
「伊集院だ」
「えっ?」
タクシーの運転手も驚いた表情をした。
「・・・今夜はどうする?泊まるか??」
「え、あ・・・」
この間、泊まった時の荷物は相良家に置いたまま。
お泊りグッズはあるし、泊まろうと思えば、泊まれる。
「いいんですか?」
「どうせ、部屋に帰ってもお前ひとりだろ?安田」
「はい」
「じゃ泊まればいい」
私たち4人がホテルの外に出ると客を待っていましたと言わんばかりにタクシーが1台スーッと前に停まった。
相良先生が助手席。私たちは後部座席へと乗り込んだ。
相良先生の指示で、タクシーは夜の街を走る。
時折、入って来る対向車のヘッドライトが薄暗い車内を明るくする。
「有次君は相良の苗字が気にっているんだ・・・」
「ずっと相良を名乗ってんだ。今更、他の苗字に変わるのは嫌だ」
「相良先生は2回苗字が変わったって言ったけど・・・最初はどんな苗字だったんですか?」
「最初は三石だ」
「へぇー次は?」
「伊集院だ」
「えっ?」
タクシーの運転手も驚いた表情をした。