ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
学祭当日。
私は優華と共に校内を回って、ビラを配り歩く。
正面の入り口の校舎の屋上からは各クラスで作成した大弾幕が垂れ下がる。
どれも個性的で人目を惹く。
「明日の仮装パーティはゴメンね。香波」
「いいよ。別に・・・明日、晴れるといいよね」
「うん」
「香波ちゃん!!」
虎さんが淳之介君とばったり鉢合わせした。
「虎さん」
「初めまして、香波の友達の恒川優華です」
「初めまして・・・香波ちゃんの義理の兄になる相良景虎です」
「僕は香波ちゃんの義理の弟になる淳之介です」
「相良先生にこんな小さな弟が居たんだ・・・」
優華は淳之介君の可愛さに魅了されていた。
「うん。コーガも居るよ」
「コーガ??」
私は慌てて淳之介君の口を塞いだ。
「今、コーガって聞こえたような・・・」
「優華の空耳よ。空耳」
私は頑張って誤魔化した。
私は優華と共に校内を回って、ビラを配り歩く。
正面の入り口の校舎の屋上からは各クラスで作成した大弾幕が垂れ下がる。
どれも個性的で人目を惹く。
「明日の仮装パーティはゴメンね。香波」
「いいよ。別に・・・明日、晴れるといいよね」
「うん」
「香波ちゃん!!」
虎さんが淳之介君とばったり鉢合わせした。
「虎さん」
「初めまして、香波の友達の恒川優華です」
「初めまして・・・香波ちゃんの義理の兄になる相良景虎です」
「僕は香波ちゃんの義理の弟になる淳之介です」
「相良先生にこんな小さな弟が居たんだ・・・」
優華は淳之介君の可愛さに魅了されていた。
「うん。コーガも居るよ」
「コーガ??」
私は慌てて淳之介君の口を塞いだ。
「今、コーガって聞こえたような・・・」
「優華の空耳よ。空耳」
私は頑張って誤魔化した。