元、新撰組です




しかし、しばらくして沖田は大きなため息をついて、内容を承諾した。




「おばぁさんの遺品を届けてくれた恩義があるし。仕方ないから君について行ってあげるよ」




よっしゃーっと叫ぶ音波に、沖田は変なものを見るような目を向けた。










「そう、ですか……」




おあばぁさんの本音や、お化けがなぜ工事を中止させるようなことをしたのか。その説明を淡々と行った。



大きなダンボールの中身を確認したご主人は、耐え切れずその場で涙を流した。




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