『好き』って言っていいですか?


体の力が抜けていくような
そんな感覚のキス。


このまま どうにかなっちゃいそう。


このまま 拓斗と・・・・・。


「はぁ…………」


思わず出てきた
あたしの声。。。




「バカ!そんな顔すんなよ」


オデコを軽くビンタして
拓斗は 離れていった。


・・・・・


ちょっぴり 期待してたのに。


あたし…魅力ないのかな?


拓斗は 台所へ移動して
しばらくすると コーヒーを
持って帰ってきた。


「はい!コーヒ!
ブラックだった?
砂糖とミルクも持ってきたけど」


拓斗は そんなに冷静でいれるの?


あんなの慣れてるの?











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