それでも君が大好きなんです。


「...むかつく。」


「なんかいった?」

ぶんぶんと横に振るとまた女の方に顔を向けた


「あら、彼女だったの??ごめんね気づかなくて」


なにその、大人の余裕??


「いえ、全然。私これで帰るんで、あとは2人で仲良くどーぞ!!!」


最後の方軽く切れちゃったけど、


そんなんじゃすまないくらい怒ってるんだから!!




映画館をでていくとかき 少しだけ聞こえた春夜の声


「どっかいきます??」


彼女のことも追いかけてくれないんだね




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