失 楽 園
┗セックスした日
それから僕は、
美花子と恋人の関係を築いた。
美花子は従順で、
僕の言うことはなんでも聞いた。
馬鹿な、オンナ。
「僕と一緒にいて、楽しい?」
と聞けば、
彼女はそれは嬉しそうに頬を染め、
こくこくと何度も頷いた。
「でも……」
美花子はぽつりと言う。
「恭夜くん、
いつも違うヒトを見てる、ね」
全身の熱が、
スゥーッと音をたてて下がっていった。
「あ、別れようとかって
意味じゃないんだよ!?
でも、ちょっと……
不安かな、って」
「……不安?」
僕が首を傾げると、
美花子は僕の腕にすり寄り、
その豊満な乳房を押しつけてきた。