失 楽 園
chapter8



それから?
……貴方もわかってるんじゃないの?


青年は訝しげに眉を寄せた。
私は首を振って答えた。

話を聞いてやれと
言われただけだから、と。

青年は冷めた目で私を見つめ、
話を再開した。


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