涙ノ蒼空
プロローグ


私は悠が大好きだった。


悠のたまに見せる笑った顔も不器用な優しさも。


本を読んでる横顔も勉強している真剣な顔も。


悠のすべてが大好きだった。


あの時誓った言葉。


今でもちゃんと覚えてるよ。


高校一年生の春。


悠と出会って一生分の恋をした。

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