臆病者達のボクシング奮闘記(第一話)
 次は白鳥の番になったが、その前に梅田が言った。

「山本と内海は、アマチュアの日本ランカーだ。お前らみたいな下手くそには贅沢な練習相手だが、お前らは遠慮しないでドンドン打っていけ。……但し、練習通りのパンチだぞ」

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