臆病者達のボクシング奮闘記(第一話)
「それはまずいかも……」
康平は素直に認めた。亜樹はクスリと笑って康平に言った。
「だったら土日は、こっちの図書館へ来なよ。康平が寝てた時のノートも貸してあげるからさぁ」
「何か悪いなぁ。亜樹には助けて貰ってばかりで……」
「いやいや、そんな事は無いですわよ。君達のお陰で勉強がはかどってますからね」
「俺達の身を削ったパフォーマンスでか?」
「明日さぁ、友達も図書館に来るんだけど……いいかな?」
「別にいいよ。こっちが世話になる方だしさ。俺の方も、友達呼びたいんだけど……いい?」
「多分、この前いた健太君だよね。私、テンション高いコって得意じゃないんだけど……。ま、いっかぁ。彼にも勇気を貰っている事になるんだろうし」
「ワリィな。明日、灰色の青春をおくっている者同士で来るからヨロシク頼むよ」
「ちょっとー! 私の言った事を根に持ってない?」
康平は素直に認めた。亜樹はクスリと笑って康平に言った。
「だったら土日は、こっちの図書館へ来なよ。康平が寝てた時のノートも貸してあげるからさぁ」
「何か悪いなぁ。亜樹には助けて貰ってばかりで……」
「いやいや、そんな事は無いですわよ。君達のお陰で勉強がはかどってますからね」
「俺達の身を削ったパフォーマンスでか?」
「明日さぁ、友達も図書館に来るんだけど……いいかな?」
「別にいいよ。こっちが世話になる方だしさ。俺の方も、友達呼びたいんだけど……いい?」
「多分、この前いた健太君だよね。私、テンション高いコって得意じゃないんだけど……。ま、いっかぁ。彼にも勇気を貰っている事になるんだろうし」
「ワリィな。明日、灰色の青春をおくっている者同士で来るからヨロシク頼むよ」
「ちょっとー! 私の言った事を根に持ってない?」