トキトメ
「そうだね。俺さ、やっぱり律ちゃんがいないとダメだ。こんな所で言うつもりじゃなかったんだけど、俺と結婚して欲しい」
「良くん?」
えっ? 今、プロポーズしてくれたの?
結婚?
この私と?
「俺のような年下の頼りない男、結婚の対象とみてくれてないと思う。本当はもっと一人前になって、律ちゃんに認めてもらえる男になってからプロポーズするつもりだったんだ。でもダメだ。今すぐにでも一緒になりたいんだ」
「私の方こそ、あなたは結婚の事なんか全然考えてないと思ってた。強要するつもりも無かったし、一緒に暮らせるだけで満足だった。でもね、やっぱり私もあなたとずっと一緒にいたいの」
「律ちゃん、結婚しよう」
「うん。それとね、もう1つお願いがあるの」
「何?」
「この子の、パパになってくれる?」
私が、愛おしそうにお腹を撫でると、彼は驚いた顔をした。
「もしかして、子供が出来たの?」
「うん」
彼の顔が、驚いた表情から満面の笑みに変わるのに、時間はかからなかった。
私の不安も同時に消えた。
「律ちゃん!」
「良くん?」
えっ? 今、プロポーズしてくれたの?
結婚?
この私と?
「俺のような年下の頼りない男、結婚の対象とみてくれてないと思う。本当はもっと一人前になって、律ちゃんに認めてもらえる男になってからプロポーズするつもりだったんだ。でもダメだ。今すぐにでも一緒になりたいんだ」
「私の方こそ、あなたは結婚の事なんか全然考えてないと思ってた。強要するつもりも無かったし、一緒に暮らせるだけで満足だった。でもね、やっぱり私もあなたとずっと一緒にいたいの」
「律ちゃん、結婚しよう」
「うん。それとね、もう1つお願いがあるの」
「何?」
「この子の、パパになってくれる?」
私が、愛おしそうにお腹を撫でると、彼は驚いた顔をした。
「もしかして、子供が出来たの?」
「うん」
彼の顔が、驚いた表情から満面の笑みに変わるのに、時間はかからなかった。
私の不安も同時に消えた。
「律ちゃん!」