トキトメ
あっそうだ・・・
「川口くん、昨日の書類どうなってる?」
「今作ってます。あと30分待って下さい」
「了解」
他の人に回した書類には要注意。
みんなを信頼してはいるけど、時々忘れている人がいて焦る事がある。
椛島律子、こう見えても結構神経使ってます。
昼休みになった。
自分のデスクでお弁当を食べながら、脇にある書類に目を通した。
午前中、課長から預かったやつだ。
「椛島リーダー、食事中くらい仕事を忘れたらどうですか? それに、お汁とかこぼしたらどうするんですか?」
同じくデスクで食事していた前園さんが、呆れ顔でこっちを見ていた。
「ごめんごめん。そうね、汚したら大変だから後で見るわ」
見ていた書類を横にやると、私は食べる事に集中した。
今、オフィスで食事をしているのは、4人。
崎田さんを除く女3人と、良くん。
良くん、今日のお弁当どうかな?
いつも美味しいって褒めてくれるけど、本当は少し不安なんだよ。
「川口くん、昨日の書類どうなってる?」
「今作ってます。あと30分待って下さい」
「了解」
他の人に回した書類には要注意。
みんなを信頼してはいるけど、時々忘れている人がいて焦る事がある。
椛島律子、こう見えても結構神経使ってます。
昼休みになった。
自分のデスクでお弁当を食べながら、脇にある書類に目を通した。
午前中、課長から預かったやつだ。
「椛島リーダー、食事中くらい仕事を忘れたらどうですか? それに、お汁とかこぼしたらどうするんですか?」
同じくデスクで食事していた前園さんが、呆れ顔でこっちを見ていた。
「ごめんごめん。そうね、汚したら大変だから後で見るわ」
見ていた書類を横にやると、私は食べる事に集中した。
今、オフィスで食事をしているのは、4人。
崎田さんを除く女3人と、良くん。
良くん、今日のお弁当どうかな?
いつも美味しいって褒めてくれるけど、本当は少し不安なんだよ。