神様にお願いした女の子が……!!



「俺、南美が心配なんだ。」


心配?



「先生にも出かける用事をいってない。
だから、事故とか、あったのかと、心配なんだ。」



事故といえば事故だけど、そばにいるし。




あと、30分




「俺ね、南美の席から少し離れたところだから、いるかいないか、すぐわかるんだ‥」



そう言えば、そうだった。



私は授業の時間、ほとんど冬樹君しか、み



てなくて勉強できなかったな~。



あと、15分。



「ニコ。南美、どうしてるんだろうな」



冬樹君は私を抱えて言う。


ここにいるよ。そんな悲しい顔しないで?


そして、だまること、10分。


あと、5分。


そしたら、冬樹君の顔が決意した顔になった。



そして、冬樹君が驚きの言葉をいった。

< 19 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop