神様にお願いした女の子が……!!
「俺、南美が心配なんだ。」
心配?
「先生にも出かける用事をいってない。
だから、事故とか、あったのかと、心配なんだ。」
事故といえば事故だけど、そばにいるし。
あと、30分
「俺ね、南美の席から少し離れたところだから、いるかいないか、すぐわかるんだ‥」
そう言えば、そうだった。
私は授業の時間、ほとんど冬樹君しか、み
てなくて勉強できなかったな~。
あと、15分。
「ニコ。南美、どうしてるんだろうな」
冬樹君は私を抱えて言う。
ここにいるよ。そんな悲しい顔しないで?
そして、だまること、10分。
あと、5分。
そしたら、冬樹君の顔が決意した顔になった。
そして、冬樹君が驚きの言葉をいった。