話術師フェイス
 k1リリ:「あなたが、“フェイくん”ですか?」



 ボクがアサシンシティに着いた途端、まったく知らない人から内緒チャットが入る



 ボクのことを、フェイくんと呼ぶのは、キララだけだ。



 さっき、キララが拡声器で叫んだところを見たのだろう。



 k1リリ。



 一応、町の中でそれらしき人物を探してみるが、姿は見えない。



 内緒チャットは名前さえ分かれば、どこにいても誰とでもできる機能だからこの町にいる可能性は低い・・・か・・・。



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