話術師フェイス
 拒否権などない。



 当然、逃げ道もあるはずもない。



 いや、元よりそんなこと出来るはずもない。



 逃げるにしても力が必要・・・。



 強力な・・・それこそ『最強』に匹敵できるだけの力が・・・・・・・・・。



 フェイス:「だからこそ、二人ともボクの元に着くというわけですか・・・?」



 ・・・・『最強』・・・。



 今でこそ、ボクはこの称号を手放しているが、ボクが背負ったナンバーは残った。



 このナンバーを背負っている限り、ボクは何度でも『最強』に返り咲くことが出来る。



 ・・・・・・・・・・・・話術師・・・・フェイス・・・・。



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