話術師フェイス
掃除されることのない床はゴミだらけで足の踏み場もないし、ほとんど洗濯されたことのない服はいたるところに汚れとほころびが目立ち、今はいているズボンも計4つの穴が開いている。
それが、今のボクのすべてだ。
お世辞にも裕福、幸せとはいえない。
だけど、ここからボクは出るコトは出来ない。
おそらく、これからもずっと出るコトはないと思う。
・・・・・・・そんな勇気、ボクには持ち合わせない。
だから、ボクはいつものように、机の上にあるパソコンのスイッチを押して、異世界に飛び立つんだ。
『ようこそ、マルディウス戦記へ。』
外に出ることがないのだから、パジャマを脱ぐ必要もない。
だから、格好もそのままに、伸びた髪の毛だけは邪魔だから後ろに縛って、ボクはパソコンのスイッチをつける。
それが、今のボクのすべてだ。
お世辞にも裕福、幸せとはいえない。
だけど、ここからボクは出るコトは出来ない。
おそらく、これからもずっと出るコトはないと思う。
・・・・・・・そんな勇気、ボクには持ち合わせない。
だから、ボクはいつものように、机の上にあるパソコンのスイッチを押して、異世界に飛び立つんだ。
『ようこそ、マルディウス戦記へ。』
外に出ることがないのだから、パジャマを脱ぐ必要もない。
だから、格好もそのままに、伸びた髪の毛だけは邪魔だから後ろに縛って、ボクはパソコンのスイッチをつける。