話術師フェイス
 キララ:「うん。ありがとね。」



 そこで、何でキララがお礼を言うのかわからなかったが、キララさんはそういう性格の持ち主なのだ。



 彼女のような人間がせめて、世界の半分はいてくれれば世界はもっと簡単に平和になるかもしれないのに・・・。



 うさ美:「キララがそう言うんじゃ仕方ないよ。」



 うん。ボクもそう思う。



 キララには、そういう力がある。



 ボクには真似できない芸当。



 何で、こういう力を持った女性が狭い世界に逃げざるをえなかったのか・・・。



 この世界はやっぱり間違っていると思う・・・。



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