話術師フェイス
 弥生:「それより、あなたは何者なの?劉備に付けねらわれていると思いきや、ウサギちゃんまで顔見知り。なのに、調べてみたらあっさり正体の見つかる一般人。白竜とも私たち日本史ナンバーとも何の関係もない人物なんて・・・。」



 フェイス:「それが、ボクに声をかけてきた理由ですか?」



 弥生:「質問しているのはこっちよ。」



 話をそらすコトは出来ないか・・・。



 フェイス:「ボクのコトを調べたのなら、分かっているでしょ?僕はどこにでもいる一般人。おまけに『ひきこもり』です。」



 弥生:「そう見たいね・・・。だから、私も最初はあなたを身代わりにしようと思った。」



 ・・・身代わり?



 フェイス:「キララさん殺害の犯人のですか?」



 弥生:「驚いた・・・。そこまで見抜くの?」



 フェイス:「ただの勘ですよ。もちろん、ノーヒントではないですがね。」



 なんだか、コレがボクの決め台詞になっているな・・・。

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