太陽と月
制服に身を包むとリビングへと向かう。


「おはよう!」


お父さんは新聞を読んでた顔を上げ、お母さんはキッチンで世話しなく朝食を作ってた手を止め顔を上げる。


「「おはよう」」



これが、あたしの家族。


大好きな大切な家族。


平凡な家族だけど、それでいい。





幸せを感じるの。





他愛もない話をする、この時間が好き。


学校の事、友達の事、バイトの事。


この空間が好きなんだ。
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