太陽と月
学校に着き下駄箱で上靴に履きかえる。


授業中で校舎内は静まりかえっていた。


あたしは静かに教室へと向かうが授業中な為、終わるまで廊下で座って待つ事にした。





あたしは今朝出会った人を思い出す。



あの影を持った瞳が印象的だった。



希望すら持っていないような…。





授業終了の合図のチャイムが鳴ると教室へと入ってく。


「萌音!遅刻なんて珍しいね」


あたしに駆け寄ってきたのは、この高校に入学して1番初めにできた友達の葵〈アオイ〉。


元気で明るくて、すぐに仲良くなった。


今となっては親友。
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