太陽と月
廊下に雨の音。


その中に、あたしの足音が響く。


1人になってしまったかのような不安。


幸せを感じつつも、ふとした瞬間に不安が襲う。


自分でも何に不安を感じてるのかわからない。



ただ…誰かに、こんな自分を救い出してほしかったんだ。



光をさしのべてほしかった。






職員室へと着くと担任の机を探す。


「うげっ!?…何これ?」


その机には大量のプリントが、のっかっていた。


あたしは溜め息をつくと、その大量のプリントを抱え職員室を出た。
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