太陽と月
4時間目のチャイムが鳴って、しばらくすると屋上のドアが開いた。


そこには2人の女が立っていた。


「こっちだよぉ〜」


颯太が手招きして呼び2人が会釈しながら近付いてくる。


「こんにちは。あたしも一緒に、お昼いんですか?」


その女は申し訳なさそうに言った。


「皆で食べた方が楽しいじゃん!名前、何ていうの?」




「萌音と同じクラスの神田葵です!!!」




その女は学校中に響き渡る位に、でかい声で自己紹介をした。




「「…ぶはぁっ!!」」




俺と颯太は目が合うと腹がよじれる位笑った。
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