太陽と月
「そういえば俺らの昼飯なくねぇ?」


「買ってくるよ」


俺が立ち上がると萌音が顔をあげる。


「あたしも付き合いますよ」


ニコッと微笑むと萌音も立ち上がった。




急に2人きりになる事に緊張してる俺がいた。




「…じゃ、行くか」


俺と萌音は屋上を出て歩き始める。



肩を並べ歩くだけで胸の鼓動が早い。



この時間が、ずっと続けばいい。



なんて思う俺って、こんなキャラだっけ?と思ってしまう。
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