太陽と月
暗くて―。




深い闇に包まれてて―。




そして…孤独感―。




「俺って…どんな瞳してんの?」



聞いてみたかった。



人から俺は、どんな風に見えてるのか。




萌音は一呼吸置く。




「…希望を持たない暗い闇に包まれた瞳」




「ははっ…」



こいつには全部見透かされてたんだ。



だから光かもって感じたんだよ。



「俺の光に、なってくんない?」




初めてだった。




こんな事言ったのも。




こんな事を思ったのも―。
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