太陽と月
こんな世の中になったのは誰のせい?


こんな俺になったのは誰のせい…?



きっと誰のせいでも、ないんだろう。





―これは運命〈サダメ〉―





行き場のない俺の叫びは、きっと誰にも届かないんだ。


そう思ってた…ずっと。



廊下の窓に打ちつける雨が俺には黒く空は闇に見える。


この雨がやみ空に光がさした時に俺の闇も、はれればいいと少しの期待を持つ。


そんな事は、ありえない。


わかってるけど望みを持ってしまう自分を隠せないでいた。
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