幼なじみは恋ドロボー!!
恋したい♪
『あたし今年の夏は彼氏を作る!』
教室であたしは立ち上がりそう宣言する。
『陽菜、恥ずかしいから一旦座ろうか?』
急に立ち上がってそう言ったあたしを冷たい目で見る親友の莉子。
あたしは莉子にそう言われてしぶしぶ椅子に座った。
でも、あたしの気持ちは止まらない!
『だって莉子、おかしいと思わない?自分で言うのも何だけどあたし顔も性格も悪くないのに何で今まで誰とも付き合ったことないの?』
あたしは頬を膨らませて莉子に問いかける。
『まぁ、自分で顔も性格も良いって言ってる時点でどうかとは思うけど…確かに今まで恋愛経験がないってのは(笑)』
『莉子!!笑ってる場合じゃないのよ。これは大問題なんだから!』
『ゴメン!ゴメン!でも具体的にどうするの?』
具体的に…???
莉子にそう聞かれてあたしは固まった。
『宣言したものの何も考えてはいないわけだ。』
あたしはコクリと頷く。
彼氏が欲しい!ってトコだけが先行して他のコトは何も考えていなかった。
『まぁ、その辺はボチボチ考えるとしてとにかくこの夏は彼氏をゲットするの!』
松崎陽菜、18歳―今夏の恋が始まる(予定)
教室であたしは立ち上がりそう宣言する。
『陽菜、恥ずかしいから一旦座ろうか?』
急に立ち上がってそう言ったあたしを冷たい目で見る親友の莉子。
あたしは莉子にそう言われてしぶしぶ椅子に座った。
でも、あたしの気持ちは止まらない!
『だって莉子、おかしいと思わない?自分で言うのも何だけどあたし顔も性格も悪くないのに何で今まで誰とも付き合ったことないの?』
あたしは頬を膨らませて莉子に問いかける。
『まぁ、自分で顔も性格も良いって言ってる時点でどうかとは思うけど…確かに今まで恋愛経験がないってのは(笑)』
『莉子!!笑ってる場合じゃないのよ。これは大問題なんだから!』
『ゴメン!ゴメン!でも具体的にどうするの?』
具体的に…???
莉子にそう聞かれてあたしは固まった。
『宣言したものの何も考えてはいないわけだ。』
あたしはコクリと頷く。
彼氏が欲しい!ってトコだけが先行して他のコトは何も考えていなかった。
『まぁ、その辺はボチボチ考えるとしてとにかくこの夏は彼氏をゲットするの!』
松崎陽菜、18歳―今夏の恋が始まる(予定)