幼なじみは恋ドロボー!!
友達以上恋人候補?!
花火師さんとの打ち合わせは町屋くんのおかげで無事に終了。
夏祭り最大のイベントなだけあって最後に打ち上げる花火は100発。
こんな事にお金をかけるうちの学園って…ってちょっと思うけど、理事長の高校生活に楽しい思い出を沢山作って貰いたいって言うポリシーは素敵だと思う。
そういう人が理事長だからいろんなイベントがあって皆で協力しあう姿勢が身に付くし、皆で団結して達成した後のクラスや学園全体の団結力って半端ない。
準備は大変だし、実行委員長なんて面倒な役になったけどそれでもやりがいはあるから楽しい。
『松崎さん??』
あたしは自分の名前を呼ばれて我に返る。
町屋くんがいるのすっかり忘れてた。
『町屋くん今日はありがとう。町屋くんのおかげで今日の打ち合わせも上手くいったし、何よりも約束すっぽかさずにすんだから』
『松崎さんの役に立てて良かったよ。委員長の仕事大変そうだけどなかなか手伝えなくて気になってたんだ』
『そうなんだ…ありがとう。それ陽翔に聞かせてやりたいアイツ全然手伝うとかしないし…本当…』
『松崎さんって松浦と付き合ってるの?』
『へっ?!』
あたしは町屋くんの予想外の質問に変な声を出す。
あたしと陽翔が付き合ってる?
あたし達、周囲からはそんな風に見えてるの?
まさかの質問にあたしの思考回路はついてけなくなる。
『急にこんなこと聞いてごめん、でも気になってて。』
申し訳なさそうに謝る町屋くん。
『あっ!別に謝らないで。あたしと陽翔が付き合ってるように見えるのが何かビックリで』
『見えるよ…松浦がすごく松崎さんの事大事にしてるのとか』
陽翔が、あたしを大事に?
ないない。
ありえないでしょ(笑)
『陽翔は基本、女の子皆に優しいしあたしとは家もお隣さんで幼なじみだからそう見えるだけじゃないかな?』
『じゃあ、付き合ってはないんだ?』
『もちろん。あたしと陽翔が付き合うなんてありえない。』
今まで18年間で1度も陽翔が彼氏になるなんて考えたこともない。
恋愛対象からはちょっと外れてる。
どっちかと言うと弟みたいな感じ。
なのに陽翔と付き合ってるなんて思う人がいるなんて意外だ。
『松崎さんが松浦と付き合ってないなら俺が立候補してもいい?』
『えっ?』
突然の提案にあたしは一瞬立ち止まる。
『町屋くん冗談言わないでよ。』
あたしは笑いながら町屋くんにそう言った。
町屋くんは笑いながら町屋くんの横を通り過ぎようとするあたしの手を掴む。
『俺、本気。松崎さんの事前から気になってた。』
夏祭り最大のイベントなだけあって最後に打ち上げる花火は100発。
こんな事にお金をかけるうちの学園って…ってちょっと思うけど、理事長の高校生活に楽しい思い出を沢山作って貰いたいって言うポリシーは素敵だと思う。
そういう人が理事長だからいろんなイベントがあって皆で協力しあう姿勢が身に付くし、皆で団結して達成した後のクラスや学園全体の団結力って半端ない。
準備は大変だし、実行委員長なんて面倒な役になったけどそれでもやりがいはあるから楽しい。
『松崎さん??』
あたしは自分の名前を呼ばれて我に返る。
町屋くんがいるのすっかり忘れてた。
『町屋くん今日はありがとう。町屋くんのおかげで今日の打ち合わせも上手くいったし、何よりも約束すっぽかさずにすんだから』
『松崎さんの役に立てて良かったよ。委員長の仕事大変そうだけどなかなか手伝えなくて気になってたんだ』
『そうなんだ…ありがとう。それ陽翔に聞かせてやりたいアイツ全然手伝うとかしないし…本当…』
『松崎さんって松浦と付き合ってるの?』
『へっ?!』
あたしは町屋くんの予想外の質問に変な声を出す。
あたしと陽翔が付き合ってる?
あたし達、周囲からはそんな風に見えてるの?
まさかの質問にあたしの思考回路はついてけなくなる。
『急にこんなこと聞いてごめん、でも気になってて。』
申し訳なさそうに謝る町屋くん。
『あっ!別に謝らないで。あたしと陽翔が付き合ってるように見えるのが何かビックリで』
『見えるよ…松浦がすごく松崎さんの事大事にしてるのとか』
陽翔が、あたしを大事に?
ないない。
ありえないでしょ(笑)
『陽翔は基本、女の子皆に優しいしあたしとは家もお隣さんで幼なじみだからそう見えるだけじゃないかな?』
『じゃあ、付き合ってはないんだ?』
『もちろん。あたしと陽翔が付き合うなんてありえない。』
今まで18年間で1度も陽翔が彼氏になるなんて考えたこともない。
恋愛対象からはちょっと外れてる。
どっちかと言うと弟みたいな感じ。
なのに陽翔と付き合ってるなんて思う人がいるなんて意外だ。
『松崎さんが松浦と付き合ってないなら俺が立候補してもいい?』
『えっ?』
突然の提案にあたしは一瞬立ち止まる。
『町屋くん冗談言わないでよ。』
あたしは笑いながら町屋くんにそう言った。
町屋くんは笑いながら町屋くんの横を通り過ぎようとするあたしの手を掴む。
『俺、本気。松崎さんの事前から気になってた。』