好きにならないはずでした。
《4話》恥ずかしい
7:45なう…
まじで手嶋飛羅来る気なのかな
「お、いたいた!海麻ー!」
えっ?と思って振り返ると、
手嶋飛羅が手をブンブン振ってる
本当に…来た
「海麻って呼ばないで」
「なんでよ」
「なんでって…」
何なのコイツ
「海麻って呼ぶから飛羅って呼んで」
「はあ?嫌よ」
「いーから。あ、コイツ、俺のダチな。浅見祐介。」
私は ん? と思って手嶋飛羅の隣を見た
「俺のことゆーすけでいーよ!俺と同じクラスだよな?あの地味子だよな?スカート膝丈の!」
地味子…
はあ、なんなの
「おいおいユウ、言い過ぎだろ」
「だって〜そーじゃん。まあダンス早く見てみてーな。名誉挽回ってか!地味子!」
「わけわかんない」
「ほらー、海麻!始めるよ〜」
「あ、はい!」