しょうたくんとプリズムちゃん

『……私は、
　今までの私じゃなくなるけど、
　ずっと、ずうっと、
　あなたを想う気持ちは変わらないわ。』

『……僕の気持ちも、
　ずっと、ずうっと、変わらないよ。』

いつもあの窓辺で優しく穏やかに輝いていた
今までのプリズムちゃんからは
想像もつかないような強い気持ちに
少し躊躇いながらも、
しょうたくんは心の底からそう想いました。

そして、
その気持ちに応えるように
力いっぱい抱きしめました。