しょうたくんとプリズムちゃん
その頃、
プリズムちゃんのかけらは
しょうたくんの身体中を駆け巡り、
ついに心臓に突き刺さりました。

その痛みさえも愛おしく、
ものすごく大切なことのように想えました。

しょうたくんは、

そっと横たわり、

微笑みながら眠りにつきます。

幸せな、幸せな気持ちで。
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